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2018 年度 研究成果報告書

磁気圏編隊観測を用いた三次元磁気リコネクションの研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K05306
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 超高層物理学
研究機関国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

研究代表者

長谷川 洋  国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 助教 (50435799)

研究協力者 中村 琢磨  
Sonnerup Bengt  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワード磁気リコネクション / 磁気圏界面 / 磁気圏尾部 / 電子拡散領域 / 電子電磁流体力学
研究成果の概要

太陽風プラズマの地球磁気圏への侵入やオーロラ爆発の際のエネルギー解放に重要な役割を果たしている磁気リコネクション過程について、人工衛星による宇宙プラズマと電磁場の直接観測を用いて研究した。その結果、磁気圏界面における磁気リコネクションは7万キロメートルという広範囲にわたって5時間以上持続することを発見するとともに、磁気圏界面と磁気圏尾部の両領域で観測された磁気リコネクションの中心部の多次元構造を可視化することに成功した。

自由記述の分野

惑星間空間物理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

太陽風プラズマやエネルギーの地球磁気圏流入の原因である磁気圏界面の磁気リコネクションが、磁気圏内で発生しているオーロラ関連現象を説明できるほど大規模に起きていることを人工衛星による直接観測によって実証できたことに意義がある。また、目に見えない宇宙プラズマや磁場の観測データから、磁気リコネクションの中心領域を可視化し、磁力線がつなぎ変わる仕組みを理解することにつながるデータ解析手法を確立したことの意義は大きい。

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公開日: 2020-03-30  

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