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2017 年度 研究成果報告書

液体窒素およびドライアイスを用いないマウス胚と精子の保存および輸送法の新規開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K06816
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験動物学
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

持田 慶司  国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 専任技師 (60312287)

研究協力者 長谷川 歩未  国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, テクニカルスタッフⅡ
鬼頭 靖司  国立大学法人名古屋大学, 動物実験支援センター・東山動物実験施設, 施設長
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード凍結保存 / 冷蔵保存 / 胚 / 精子 / マウス / 輸送
研究成果の概要

マウス凍結胚・精子の-40℃と-20℃での液体窒素やドライアイスを用いない簡易保管法の条件を確立した。また-5~37℃の各温度での保管が可能な条件および方法を確立した。特に7日間冷蔵保管した受精卵および5日間の冷蔵保管中に宅配便輸送を行った受精卵からそれぞれ産子の作出に成功した。本技術により、マウスや凍結胚を欧米へ輸送する際の費用(20-30万円)が1/10~1/20に削減可能となった。更に発展的な研究として、精子の凍結感受性に関わる候補遺伝子を選抜することに成功した。以上より、凍結保存の機構解析および冷凍・冷蔵輸送の実用化への新技術を確立できた。

自由記述の分野

実験動物学

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公開日: 2019-03-29  

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