① I/I 遺伝子型を有する黄ダイズについて、種皮着色突然変異による着色粒発生率は低いことが示唆された。② I/I 遺伝子型と Ic/Ic 遺伝子型をそれぞれ有する黄ダイズ間で、全面着色粒の混入率を比較調査したところ、Ic/Ic 遺伝子型の黄ダイズでは混入が見られず、I/I 遺伝子型の黄ダイズより着色粒発生率が低い可能性が示唆された。③ 種皮着色突然変異による着色粒で頻繁に見られる裂皮がリグニン沈着によって起こる可能性が示唆された。④ 種皮着色突然変異により生じ、全面着色粒を生産する i/i 遺伝子型のダイズ植物体を識別するDNAマーカーを開発した。
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