研究課題
基盤研究(C)
シソ科ハーブ10種におけるin vitro抗菌検定の結果、数種ハーブが相対的に高抗菌性・抗酸化物質高含有ハーブであることが示唆された。一方、耐病性誘導に関するバイオアッセイにより、数種ハーブ抽出液添加による発病軽減効果や病原菌増殖抑制に起因する静菌作用が確認された。これらのことから、ハーブ抽出液に含まれる二次代謝成分(主にフェノール物質群)が単独・複合的にフザリウム菌への抗菌性を示すことが示唆された。
園芸科学