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2017 年度 研究成果報告書

ウシ胎盤剥離メカニズムの解明と応用技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07700
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 動物生産科学
研究機関国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

鎌田 八郎  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門, 主席研究員 (70360443)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードウシ / 胎盤 / オキソアラキドン酸 / 栄養膜細胞
研究成果の概要

牛受精卵由来栄養膜細胞を用いて、有望な胎盤剥離誘導シグナル候補であるオキソアラキドン酸(KETE)の反応を調べた。栄養膜細胞コロニーにKETE(40μM)を添加すると細胞のシート状剥離が誘導され、その際MMP活性化とアポトーシス誘導が観察された。ビボの胎盤剥離においても同様の現象が見られており、KETEが胎盤剥離誘導シグナルとして働くことが強く支持された。一方、低濃度(5-10μM)のKETE添加では粒状変形と剥離浮遊が起き、この反応はプロテアーゼ阻害剤で抑制された。このことは低濃度のKETEが栄養膜細胞のプロテアーゼを活性化する事を示しており、分娩時の胎盤剥離において新しい機構を提供する。

自由記述の分野

牛の分娩管理

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公開日: 2019-03-29  

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