PQBP1は小さく折りたたまれたWWドメインと長大な天然変性領域から構成される。PQBP1はスプライシング因子WBP11やスプライソソーム構成因子U5-15kDに結合する。PQBP1のC末端領域に位置するYxxPxxVLモチーフがU5-15kDの疎水性表面に結合することがわかっている。本研究では、PQBP1のN末端側に位置するWWドメインがWBP11に結合すると、PQBP1のYxxPxxVLモチーフとU5-15kDの結合親和性が低下することを示した。さらに、U5-15kDにU5-52Kが結合すると、U5-15kDとPQBP1の結合親和性が増加することも示された。
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