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2017 年度 研究成果報告書

表面修飾型C60ナノ粒子を基盤とした新規ナノカーボン医薬の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 15K07913
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 物理系薬学
研究機関崇城大学

研究代表者

庵原 大輔  崇城大学, 薬学部, 講師 (40454954)

連携研究者 安楽 誠  崇城大学, 薬学部, 教授 (60398245)
中村 秀明  崇城大学, 薬学部, 講師 (30435151)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードフラーレンC60 / シクロデキストリン / ナノ粒子 / 光増感剤 / 抗酸化剤 / 吸着炭素
研究成果の概要

フラーレンC60は炭素原子が球状のネットワーク構造をしている化合物である。本研究では、C60をナノ粒子化し、安全で有効性の高い光増感剤、抗酸化剤、吸着炭素製剤として多彩な機能を発揮する製剤開発を目的とした。調製したC60ナノ粒子は生体内でも安定であり、光と組み合わせることで著しい抗がん作用を示した。また、C60ナノ粒子を慢性腎不全モデルラットに毎日経口投与すると、腎不全の進行が抑制された。さらに、水酸基を導入した水酸化C60でナノ粒子を調製すると、優れた抗酸化作用を示し、酸化ストレスに起因する肝障害を抑制した。C60ナノ粒子はナノカーボン医薬として新たな医薬品の開発に貢献するものと考えられる。

自由記述の分野

製剤学

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公開日: 2019-03-29  

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