研究課題/領域番号 |
15K08270
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 大阪大学 (2017) 京都大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
南 一成 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (40362537)
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連携研究者 |
上杉 志成 京都大学, 化学研究所, 教授 (10402926)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 低分子化合物 / 心筋分化誘導 / 多能性幹細胞 / 臨床応用 |
研究成果の概要 |
一般に細胞分化培養には成長因子等の組み換え蛋白質や血清成分など、高コストでコンタミリスクのある生体由来の高分子が大量に必要であるため、本研究ではそれらを使わない培養方法の開発を試みている。 ケミカルスクリーニングにより発見された、心筋細胞への分化を促進する新規化合物KY03-Iを用いて、独自のiPS細胞の心筋分化誘導法を確立してきた。この心筋誘導法は低分子化合物とアミノ酸のみの培養条件で行われており、細胞分化を人工物のみで誘導した唯一の手法である。心筋細胞の純度が90%以上と安定して高い上に、培養液が低コストでコンタミリスクも低く、3次元浮遊培養系であるため、大量細胞培養にも適している。
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自由記述の分野 |
幹細胞生物学
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