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2017 年度 研究成果報告書

樹状細胞におけるSema4Aの細胞内小胞輸送機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K08423
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 実験病理学
研究機関大阪大学

研究代表者

野島 聡  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (40528791)

連携研究者 熊ノ郷 淳  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10294125)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード自己免疫性疾患 / ANCA関連血管炎 / 免疫セマフォリン
研究成果の概要

研究の過程にて、SEMA4DとANCA関連血管炎(AAV)の間に興味深い相関が見つけられたため、これに着目した。AAV患者血清においてSEMA4D濃度の上昇が見られ、この値は病勢スコアと相関した。AAV患者の好中球において、膜型SEMA4Dが減少し、遊離型SEMA4Dが上昇していることが分かった。好中球の膜型SEMA4Dに血管内皮細胞のPlexin B2が結合することで、好中球の好中球細胞外トラップ(NET)の形成が抑制されることが見出された。Plexin B2タンパク質をANCAや病原体による刺激で活性化させた好中球に作用させてやることにより、活性酸素の放出やNET形成を有意に抑制できた。

自由記述の分野

病理学、免疫学

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公開日: 2019-03-29  

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