研究課題/領域番号 |
15K09192
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
|
研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
泉崎 雅彦 昭和大学, 医学部, 教授 (20398697)
|
連携研究者 |
政岡 ゆり 昭和大学, 医学部, 講師 (70398692)
本間 生夫 昭和大学, 医学部, 名誉教授 (20057079)
後閑 武彦 昭和大学, 医学部, 教授 (60201498)
相良 博典 昭和大学, 医学部, 教授 (80275742)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | COPD / 慢性閉塞性肺疾患 / 認知機能 / 海馬 / 扁桃体 / MRI / 脳局所体積 |
研究成果の概要 |
慢性閉塞性肺疾患(COPD)で認知障害が報告されているが、認知機能と脳の構造変化の関連性の報告は少ない。本研究では、COPD患者と年齢を一致させた健常群に対し、MRI画像を用いて、海馬および扁桃体の体積を比較検討した。その結果、COPD患者の左海馬は対照群よりも小さかった。また、COPD患者では左扁桃体の体積と罹患期間に負の相関が認められ、長期間罹患している患者ほど左扁桃体が小さかった。海馬はストレス、低酸素によって萎縮し、扁桃体は情動の中心核である。長期の罹患による息苦しさ、不安感などのストレスが本結果をもたらした可能性がある。
|
自由記述の分野 |
呼吸生理学、神経生理学、呼吸器内科学
|