研究課題
基盤研究(C)
2型糖尿病に伴う認知症の背景病理や病態は多様である。この中で、糖代謝異常が認知症の発現に深く関与する病型(糖尿病性認知症)についてアミロイド、タウPETを用いて病態の解析を行った。アミロイド、タウ集積パターンから、タウオパチー(アミロイド陰性、タウ陽性)が最も多く、次いでアルツハイマー病理(アミロイド陽性、タウ陽性)、非アミロイド/非タウ病理による神経細胞障害(アミロイド陰性、タウ陰性)に分類された。本症は、アミロイド病理よりタウ病理との関連が示唆された。
老年医学