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2017 年度 研究成果報告書

脱ユビキチン化酵素USP10による造血幹細胞および白血病幹細胞維持機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09469
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関金沢医科大学 (2016-2017)
新潟大学 (2015)

研究代表者

樋口 雅也  金沢医科大学, 医学部, 教授 (50334678)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードUSP10 / 造血肝細胞 / 脱ユビキチン化酵素 / アポトーシス
研究成果の概要

細胞内ストレス応答に関わる脱ユビキチン化酵素USP10のノックアウト(KO)マウスを作製した。KOマウスは骨髄不全を伴う重度の貧血により生後1年以内にすべて死亡した。骨髄不全は造血幹細胞(Hematopoietic Stem Cell: HSC)のアポトーシスによる枯渇が原因であり、HSCのアポトーシスは胎生14.5日に始まっていた。胎仔肝臓由来のUSP10 KO HSCを野生型(WT)照射マウスに移植しても血球系細胞の再構築は認められず、逆にWT HSCをKOマウスに移植すると完全に再構築できた。したがってUSP10はHSCの維持に必須の脱ユビキチン化酵素であることが明らかとなった。

自由記述の分野

血液学 ウイルス学 細胞生物学

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公開日: 2019-03-29  

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