研究課題/領域番号 |
15K09546
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
|
研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
久田 剛志 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (10344938)
|
連携研究者 |
岡島 史和 青森大学, 薬学部, 教授 (30142748)
|
研究協力者 |
矢冨 正清 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (60784105)
齋藤 悠 群馬大学, 医学部附属病院, 医員 (80447268)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | 肺線維症 / 脂質メディエーター / resolvin / 炎症収束 / 動物モデル / ω-3脂肪酸 |
研究成果の概要 |
肺線維症に対する有効な治療が望まれている。Resolvinは、ω3脂肪酸由来の抗炎症性脂質メディエーターであり、炎症収束作用も有している。マウス肺線維症モデルを作成し、17(R)-Resolvin D1の効果を確認した。その結果、線維化抑制効果を示すこと、レセプターと考えられているALX/FPR2を介して作用すること、惹起された好中球浸潤や炎症性サイトカインの産生増加等の急性炎症の収束を促進しつつ肺線維化形成の抑制に寄与することが示された。ひとたび形成された線維化病変が改善されることを示唆する結果も得られた。以上より、Resolvinは肺線維症に有用な治療戦略となり得ることが示唆された。
|
自由記述の分野 |
アレルギー・膠原病
|