NHALE髄液中C5aは免疫修飾治療(IT)前は疾病対照に比べ高値(p=0.0271)で、36.8%が疾病対照のM+2SD以上(陽性)であったが、IT後は有意差がなかった。iC3bは、IT前は疾病対照に比べ高値で(p<0.0001) 、66.7%が陽性、IT後も高値で(p<0.0001)、58.3%が陽性であった。MACは、IT前は疾病対照に比べて高値で(p<0.0001) 、51.4%が陽性、IT後も高値で (p=0.0003) 、50.0%が陽性であった。CD59に有意差はなかった。【結論】NHALEの半数程度で、急性期に中枢神経系で活性化補体が増加、細胞傷害が起こっている可能性がある。
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