研究課題
基盤研究(C)
本研究では悪性腫瘍の放射線治療抵抗性に関与する画像パラメータ―を実際の治療成績と比較することにより明らかにし、治療に対する反応性、予後予測の指標となりうるかを評価する。肺癌、頭頚部癌における治療前の腫瘍内低酸素領域の発現と治療開始から再発まで時間を腫瘍end pointに、1)治療前低酸素領域の発現の有無およびその強さとPFS、OSの関連、2)治療に伴う腫瘍マーカーの変化と治療前の低酸素領域の有無の比較、3)低酸素領域の有無とリンパ節転移再発、遠隔転移再発の関連を副次的end pointとする。現在低酸素PET検査法を確立し、頭頚部がんにおける患者組み入れを行っている。
nuclear medicine