• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

肺切除後の代償性肺成長が癌進展に及ぼす影響とその機序の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K10259
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器外科学
研究機関山口大学

研究代表者

上田 和弘  山口大学, 医学部附属病院, 講師 (90420520)

研究分担者 西本 新  山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (90396325)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード肺切除 / 代償性肺成長 / 癌進展
研究成果の概要

マウスにおいて肺切除後の残存肺への物理的伸展刺激が、肺成長と腫瘍進展へどのような効果をもたらすか検討を行った。伸展刺激を抑制することで、代償性の肺成長は抑制された。肺切除後の成長が惹起された残存肺ではMCP-1の放出が上昇した。伸展刺激を抑制することでMCP-1の放出は減少した。ルイス肺癌細胞を用いた肺転移モデルでは、肺成長が惹起された残存肺において有意に多数の転移巣が形成された。しかし、残存肺への伸展刺激を抑制することで転移巣の形成も抑制された。伸展刺激を受けた肺でマクロファージの集簇を認め、MCP-1の放出との関連を認めた。

自由記述の分野

胸部外科学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi