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2017 年度 研究成果報告書

徐放化basic-FGF製剤の胸腔内投与による肺気腫に対する再生医療の臨床試験

研究課題

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研究課題/領域番号 15K10269
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 呼吸器外科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

川後 光正  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (50644093)

研究分担者 田畑 泰彦  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (50211371)
吉増 達也  和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60316099)
研究協力者 田畑 泰彦  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授 (50211371)
吉増 達也  和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60316099)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード肺気腫 / 再生医療 / basic-FGF / Drug delivery system
研究成果の概要

肺気腫合併気胸は肺実質の破壊のため難治性となる.我々は動物実験で徐放性basic-FGF製剤を胸腔内に投与し気腫肺の再生が得られることを報告した.瘻孔閉鎖と再発予防を目的に徐放性basic-FGF製剤を胸腔ドレーンより投与して肺実質を再生させる第II相臨床試験を行った.高度の肺気腫を伴う難治性気胸患者15例が登録された.全例で気瘻は停止し,重篤な副作用はなかった.肺実質再生の効果は胸部CTのlowattenuation areaの割合 (LAA%)で評価した.LAA%は治療前46.8±20.9%から治療後32.3±20.5%と有意(p=0.0215)に低下し肺胞再生の可能性が確認された.

自由記述の分野

呼吸器外科

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公開日: 2019-03-29  

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