仮想内視鏡を利用した次世代脊椎内視鏡手術ナビゲーションシステムの開発をおこなった。既存のナビゲーションシステムを利用し、MEDシステムの内視鏡の位置情報を我々の開発した内視鏡手術シミュレーターに転送し、仮想内視鏡画像を作成した。さらに高速回転ドリルの位置情報を内視鏡手術シミュレーター内の仮想ドリルと連動させ、腰椎模型を使った手術において、リアルタイムで仮想内視鏡画像上での骨切除が進行することが確認できた。Dice Similarity Coefficientを用いた画像の一致率87%から95%で良好であった。そのため実際の手術でも常に仮想内視鏡での骨切除を確認しながら手術することができる。
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