研究課題/領域番号 |
15K10689
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 (2017-2018) 昭和大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
新野 由子 公益財団法人東京都医学総合研究所, 生体分子先端研究分野, 研究員 (60398683)
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研究分担者 |
小倉 潔 公益財団法人東京都医学総合研究所, 生体分子先端研究分野, 主任研究員 (70233492)
多屋 長治 公益財団法人東京都医学総合研究所, 基盤技術研究センター, 室長 (90175456)
後藤 孝也 大東文化大学, スポーツ健康科学部, 教授 (80284355)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | PKCデルタ / ノックアウトマウス / 胎児発生 |
研究成果の概要 |
PKCデルタは全身に分布するリン酸化酵素であり、マウスでは1つの遺伝子から7つのタンパク質が生成され、7つのうちの4分子種の発現が特に精巣において顕著である。PKCデルタの機能を知るためにノックアウトマウスを作出したところ、PKCデルタ遺伝子を持たないマウスは本来25%産まれるはずだが3.9%しか産まれて来なかった。精子に問題があれば受精・初期卵割等に不具合が出ると考えられたがそこには問題はなく、胎児の発生に問題があることがわかった。PKCデルタは胎児の発生に重要な機能を持つことが示唆された。
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自由記述の分野 |
分子生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PKCデルタ遺伝子をヘテロに持つ両親からPKCデルタ遺伝子を持たないマウスは3.9%しか産まれて来ない。この遺伝子をヘテロに持つマウスは普通に産まれてきて普通に育つ。本研究によりPKCデルタ分子がマウス胎児の発生に重要な機能を持つことが明らかになった。今後、ノックアウトマウスの胎児の発生を解析することにより、PKCデルタ分子が胎児発生のどの段階で機能しているのかが明らかになれば、その段階で死ぬ可能性のある胎児への治療や妊娠前の治療に役立つ可能性があると考えられる。
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