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2017 年度 研究成果報告書

造血幹細胞移植治療が口腔内細菌叢に与える影響についての臨床および分子生物学的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K11366
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関岡山大学

研究代表者

平野 慶子  岡山大学, 大学病院, 助教 (50335618)

研究分担者 藤田 一世  岡山大学, 大学病院, 講師 (00437386)
仲野 道代 (松本道代)  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (30359848)
高島 由紀子  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (30589768)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード小児がん / 幹細胞移植 / 口腔内細菌 / 乳酸桿菌 / 齲蝕 / 歯周病細菌 / ミュ-タンス連鎖球菌 / 周術期歯科治療
研究成果の概要

悪性腫瘍の治療のために造血幹細胞移植を受けた小児において、口腔内の状況が悪化していることが多い。このことは、移植前後において口腔環境が激変することにより、口腔内の細菌叢が変化している可能性が示唆される。本研究では、移植前および移植後に唾液とプラークの採取しDNAを抽出し、それらを用いて代表的な口腔細菌についてPCR法を用いて検出した。その結果、口腔レンサ球菌の出現の頻度には大きな変化は無かったが、歯周病細菌においては術後に検出される菌の種類が増加していた。また乳酸桿菌は術後では9割の患者から検出された。以上の結果から、口腔内細菌叢は変化し、歯肉炎や重度の齲蝕を引き起こしている可能性が示された。

自由記述の分野

小児歯科学分野

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公開日: 2019-03-29  

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