研究課題
基盤研究(C)
心不全患者と家族の心理状態や負担感、それらに影響する因子について明らかにすることを目的とした。不安ありと評価された患者は20名(7.0%)、家族29名(10.1%)、抑うつありと評価された患者は31名(10.8%)、家族36名(12.6%)だった。QOLについて、身体的健康度の平均値は患者42.39(SD9.64)、家族47.85(SD8.71)、心理的健康度の平均値は患者47.15(SD10.66)、家族48.89(SD9.95)であった。家族の介護負担は、高負担と評価される20点以上の家族が10名(3.5%)であった。家族の不安・抑うつは患者の不安・抑うつと自己管理行動とに関連がみられた。
臨床看護