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2018 年度 実施状況報告書

HTLV-1関連脊髄症患者のセルフマネジメントを査定するツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K11590
研究機関鹿児島大学

研究代表者

山口 さおり  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (10404477)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワードHTLV-1関連脊髄症 / セルフマネジメント
研究実績の概要

本研究は、HTLV-1関連脊髄症(以下、HAMと略す)患者の体験世界である病いの構造を明らかにし、そこに内包される意味から、HAM患者のQOLの維持・向上に寄与する看護実践方法論を構築するという全体構想を持つ。その全体構想における本研究の具体的な目的は、HAM患者のセルフマネジメントを査定するツール(以下、セルフマネジメントスケールとする)を開発することである。
平成30年度は、本助成事業の最終年度に当たり、セルフマネジメントスケールの原案を作成するために、スケール開発の基盤となる、HAM患者のセルフマネジメントプロセスに関するデータ分析を継続して実施した。加えて、HAM患者独自のセルフマネジメントの概念やプロセスを明らかにするために、新たにHAM患者4名にインタビューによる追加のデータ収集を実施した。グラウンデッドセオリーアプローチを研究手法としてデータを分析中であるが、追加した4名のデータの分析および個別のデータを統合する作業を継続する必要があり、補助事業期間の延長申請を行った。一方、HAM患者のセルフマネジメントを探究する意義を文献レビューとして整理した論文についてはJounal of Rural Medicine誌に投稿し、2019年5月に同誌に掲載予定である。平成31年度は、データ分析の結果得られたHAM患者のセルフマネジメントの構造をもとに、セルフマネジメントスケールの完成に至るよう研究を継続する予定である。

現在までの達成度
現在までの達成度

4: 遅れている

理由

スケール開発の基盤となるデータ分析を継続して実施するとともに、さらに追加データを収集したが、追加データの分析及びデータの統合に時間を要し、本研究課題の遂行が遅れている。

今後の研究の推進方策

平成31年度は、まずはHAM患者のセルフマネジメントプロセスの理論化を目指して研究を継続し、慢性疾患患者のセルフマネジメントスケールに関する文献検討結果と併せて、セルマネジメントスケールの作成に取り組む。

次年度使用額が生じた理由

研究遂行の遅れに伴い、本研究に関する指導・助言を受けるための謝金や旅費、分析用ソフトの購入および印刷経費を執行しなかったため、次年度使用額が生じた。平成31年度は、補助事業期間を延長したため、未使用額を当初の目的通り使用する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Significance and potential of self-management research for HTLV-1 associated myelopathy: review of self-management for people with multiple sclerosis2019

    • 著者名/発表者名
      Saori Yamaguchi, Rika Yatsushiro
    • 雑誌名

      Journal of Rural Medicine

      巻: 14 ページ: -

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2019-12-27  

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