目的:骨延長術を受けることを意思決定した思春期の子どもと親の思いおよび術後の取り組みを明らかにする。方法:半構成的面接を行い、M-GTAにより分析した。対象者:12~18歳までの子どもと親各7名。結果:子ども8カテゴリー、親6カテゴリーを抽出。子どもは【自分の身体の特徴を捉えよくしたい思い】から【骨を切って延ばす方法がわかり向き合】い【先のことを考えて手術を決断】した。【入院前の揺らぎと術後の痛みを乗り越えて充実感を得る】過程から、【目に見える変化への喜び】と【やり通さなければならないつらさ】を体験し、【目標や夢を力にして乗り越える】【仲間とリハビリ期を普通のこととして過ごす】力を得ていた。
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