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2017 年度 研究成果報告書

ヒトの記憶システムにおける無意識的処理:生起機序と神経基盤の解明に向けた研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12044
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 認知科学
研究機関福岡女学院大学

研究代表者

分部 利紘  福岡女学院大学, 人間関係学部, 講師 (50747772)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードエピソード記憶 / オフライン処理 / 想起
研究成果の概要

本研究では、記憶システムにおける無意識的処理、特に記憶想起後に生じるオフライン処理および想起による記憶痕跡の変性について検討を行った。実験の結果、想起後にオフライン期間を挿入しても記憶の復元や想起の体制化は促進されないが、忘却の抑制には効果があることが明らかになった。また、記憶想起は記憶痕跡を再学習しやすい状態に変性させることが示された。これらの知見は、記憶システムにおける無意識的処理、特にそのダイナミクスを明らかにするものであり、更なる研究に値するものである。

自由記述の分野

心理学

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公開日: 2019-03-29  

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