研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,特異顔表情・通常顔表情のラベルがない対象人物の画像群と,同じく特異顔表情・通常顔表情のラベルがないその他の人物の画像群から,特異顔表情を検知する分類子を学習する理論と手法を考案して計算機システムとして実装し,苦痛顔表情ベンチマークデータに適用してその有効性を示した.さらに,Kinect version 2を搭載する自律移動ロボットが,30分間毎に意図的な笑顔と無表情を観測し,疲労を検知する手法を考案して統合システムとして実装し,6名を対象とする評価実験によってその有効性を示した.
知能情報学