研究課題
挑戦的萌芽研究
新たに開発した傾斜計による嚥下時の食品食塊特性評価が可能か否かについて検討した。数種の食品食塊を傾斜計(1度/秒で傾斜する傾斜板上の試料が動き出す角度(SA)と25 mm先のラインに到達する角度(AA)を測定する)で測定した結果、SAは試料の付着性を、またAA-SAの角度は食塊の凝集性を表すことが示された。また、傾斜計を用いると市販のトロミ剤の食塊特性に対する効果も測定可能であることが示された。
口腔生理学、生理学