研究課題
挑戦的萌芽研究
ゼラチン誘導体と混合ミセル複合化することでスフィンゴシン-1-リン酸のタイプⅠレセプターのアゴニストあるいはピオグリタゾンを水可溶化した。水可溶化薬ミセル含有ハイドロゲルをマウス皮膚欠損モデルの皮膚欠損部へ投与し、Mφの移動性やその機能変化、加えて、皮膚欠損部の修復について評価した。その結果、アゴニスト徐放によりMφの移動が促進され、ピオグリタゾン徐放によりM2/M1比が上昇、皮膚欠損部における組織再生修復が促されることがわかった。
生体組織工学