研究課題
挑戦的萌芽研究
脊髄損傷治療を目的としたニューロリハビリテーションの作用メカニズムとして、神経可塑性の誘導が挙げられる。この神経可塑性は様々な環境因子の影響を受けることが報告されてきたが、神経組織の固さを介したメカニカルストレスシグナルの寄与には不明な点も多い。そこで本研究では、メカノセンサーp130Casに注目して検討を行ない、脊髄組織においてp130Casはミクログリアに豊富に発現し、損傷に伴う炎症反応の調節に寄与している可能性が示唆された。
リハビリテーション医学