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2017 年度 研究成果報告書

身体教育の概念とその変遷について:二つの「身体」(生体・媒体)に基づく検討

研究課題

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研究課題/領域番号 15K12635
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 身体教育学
研究機関日本大学

研究代表者

中野 浩一  日本大学, 工学部, 准教授 (40579728)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード「体育」の概念 / 身体教育 / ペスタロッチ / ヘルバルト / 森有礼 / 兵式体操 / 身体の規律化
研究成果の概要

「体育」の概念について、1870-80年代には身体教育だけ現れるが、90年代には身体教育の現れる割合は減少し、1900年代以降には極少数となる。1890年代からは身体養護が、1900年代からは運動教育が少数現れる。
教育を知・徳・体の三つに区分するペスタロッチ主義に代り、教育目的を精神面の育成に限定し、身体教育の概念を否定するヘルバルト主義が紹介されたため、「体育」の項目のない教育学書が日本で一般化する。このヘルバルト主義が教育学の基礎と見なされて存続していくため、身体問題は、主に医学関係者や体操・体育科教員という専門家の役割となる。

自由記述の分野

身体哲学

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公開日: 2019-03-29  

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