研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は海洋開発に利用する浮体構造物について従来の鋼鉄製ではなく、複合材料などの大幅な利用拡大を前提とした新しい形式につい立案が行われ、その成立性に関する研究が行われた。取り扱った浮体構造物は浅海域に対応する大規模拡張可能なユニット式TLP型構造物と移動式洋上風力発電装置の2種類である。最初に適当な仕様を定め、基本設計と各種机上検討が行われた。さらにそれぞれについて簡略化されたモデルによる数値シミュレーションと縮小模型による水槽実験が行われて運動特性が確認され、その実現性についての展望を得た。
船舶海洋工学