研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究により、ドレブリンはアクチン結合領域2を介してコネキシン43と複合体を形成することが示唆された。このことから、中枢神経グリア細胞間の情報伝達メカニズムに重要な働きをしているGAP結合の機能の変化はアクチン線維およびコネキシン43のドレブリンへの結合の変化よって調節されていと考えられた。また、セリン142番のリン酸化の変化がCx43との複合体形成には影響を与えないことから、この部位のドレブリンのリン酸化はコネキシン43との複合体形成には直接的には関与しないと考えられる。
神経薬理学