研究課題
挑戦的萌芽研究
アグロバクテリウムを用いた形質転換法は、イネへの外来遺伝子導入のゴールドスタンダードである。本課題ではイネにおける細胞特異的なエピゲノム解析技術解析基盤技術開発とアグロバクテリウム感染による遺伝子発現変化の網羅的解析を行った。目的細胞から簡便に核を単離するINTACT法がイネに適用できることを明らかにした。また、アグロバクテリウム感染は急激な遺伝子発現変化を誘導せず、感染3日後にミトコンドリア関連の遺伝子が多く発現誘導されることを明らかにし、形質転換効率向上に向けた基盤的知見を得た。
機能ゲノム学