研究課題
挑戦的萌芽研究
生細胞内のIP3を光照射によって任意の濃度に固定できる実験手法(IP3クランプ法)の確立を目指し、必要な分子ツール(光活性化型酵素、蛍光性プローブ)の作成を行った。ホスホリパーゼCと植物由来の光感受性タンパク質を組み合わせることで、可視光照射によってIP3産生活性が変化する酵素が得られることを示した。また、従来の蛍光性IP3プローブの励起・蛍光波長を改変し、IP3クランプ法において光活性化型酵素との併用が可能なプローブを得た。
分子細胞生物学