研究課題/領域番号 |
15K15079
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
門松 健治 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (80204519)
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連携研究者 |
清成 信一 名古屋大学, 大学院医学(系)研究科(研究院), 助教 (70570836)
竹内 一郎 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40335146)
高橋 義行 名古屋大学, 大学院医学(系)研究科(研究院), 教授 (40432273)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 癌 / 発生 / 分化 |
研究成果の概要 |
小児がんでは、何故、遺伝子変異がないのにがんになるのか?エピジェネティック制御が予想されるが、その実態は未知である。この課題に迫るために、私たちはがん発生初期を捉える新しい技術開発を行った。すなわち、がん発生極初期の細胞のスフェア培養に成功したこれにより、神経芽腫モデル(TH-MYCNマウス)では、がん化が組織学的に明らかでない胎児期中期に、がん形質の獲得が起こることを見出した。この手法と神経芽腫モデルを組み合わせることにより、エピジェネティック制御が、がん形成に重要であること、EZH2が治療のための優れた分子標的となることを明らかにした。
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自由記述の分野 |
がん生物学
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