研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、発熱を主訴に救急外来を受診する患者から血清を採取してNMR計測し、我々独自の手法を用いて信号処理とデータ解析を行うと、得られたデータと原因疾患との間に関連を見出すことができるかどうかを検討することであった。ラット血漿を用いて検証した結果、本法は発熱等に伴う血清の変化を鋭敏にとらえ得ることが判明した。課題期間中に患者血清を解析するには至らなかったが、今後は臨床研究を本格的に始動する予定である。
救急医学