安定同位体を導入した食餌をマウスに与えて飼育し、マウスがラベル可能であるかどうかを検討した。マウスの種類により食事の好みが激しく、uPA-scid マウスをもとにしたヒト肝細胞キメラマウスでは十分な摂取が困難であることが明らかになった。そこで、他のマウス種によるヒト肝細胞キメラマウスの作製を試みた。これまでの研究で新たな免疫不全マウス種を使用してヒト肝細胞キメラマウスを作製することに成功した。このマウスを使用して、B型およびC型肝炎ウイルスの感染が確認できた。今後このような新しいキメラマウスを使用してラベルの実験を行っていく。
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