デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療としてエクソンスキッピング誘導が最も有力なものとして注目されている。この方法では、ジストロフィン遺伝子内の79ケのエクソンの中で、11のエクソンがスキッピング誘導の有力な対象となる。これら11のエクソンを対象としてそれらのスプライシングを一挙に解析できる高性能スプライシングアッセイ系では、スプライシング産物の解析に労力と費用を要した。本研究は、エクソンスキッピングしたmRNAを蛍光を用いて直接検出する高性能の方法の確立をはかるものである。 本検出系の有効性は確認されたので、本研究については今後も引き続き行い、mRNAの蛍光検出系を確立するものである。
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