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2016 年度 研究成果報告書

脂肪性肝炎における肝臓迷走神経を介した代謝と炎症制御機構の探究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15495
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 消化器外科学
研究機関京都大学

研究代表者

田浦 康二朗  京都大学, 医学研究科, 講師 (80378629)

研究協力者 西尾 太宏  京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
山本 玄  京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
田邉 和孝  京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
奥田 雄紀浩  京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
池野 嘉信  京都大学, 大学院医学研究科, 大学院生
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードNASH / 迷走神経 / クッパー細胞 / ニコチン性アセチルコリン受容体α7
研究成果の概要

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)は、脂肪肝を背景とした進行性の炎症を特徴とする慢性肝疾患である。NASHにおいて,肝臓マクロファージであるKupffer細胞の自然免疫応答が,その炎症の進展に中心的な役割を担う.一方,迷走神経の遠心性シグナルが,免疫細胞に対してα7ニコチン性アセチルコリン受容体(α7nAChR)を介した抗炎症作用を持つことが知られている.本研究は,マウスを用いたNASHの動物実験モデルの検証により,肝臓迷走神経の活動がα7nAChRを介してKuppfer細胞の活性化を制御し,NASHの進展に対して抑制的な効果を持つことを明らかにした。

自由記述の分野

肝臓外科 肝線維化 肝移植

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公開日: 2018-03-22  

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