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2016 年度 研究成果報告書

ソフトコイルと共鳴共振を用いた経皮的エネルギー伝送システムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K15504
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 心臓血管外科学
研究機関東京大学

研究代表者

斎藤 逸郎  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 客員研究員 (80334225)

連携研究者 阿部 裕輔  東京大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (90193010)
磯山 隆  東京大学, 大学院医学系研究科, 講師 (20302789)
井上 雄介  東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (80611079)
研究協力者 村上 遥  東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
キーワードTETS / 経皮的エネルギー伝送 / 磁気共鳴 / 共鳴共振 / ソフトコイル
研究成果の概要

本研究ではソフトコイルを用いた経皮エネルギー伝送を実現すべく、ソフトコイル及び伝送回路の製作・改良を重ね、ヤギを用いたin vivoでの電力伝送実験により性能を測定した。37日間断続的に7~30 Vの電圧を一次回路に入力し、伝送効率が最大となった24日目では1日の平均出力電力は10.2 W、平均伝送効率は0.72となった。実験全体の最高出力電力は17.8 W、最大伝送効率は0.88であった。周辺組織への影響を目視による所見とHE染色によって調べ、想定実験環境下における炎症等がないことも確認された。これらの電力は補助人工心臓駆動に十分な伝送量であり、ソフトコイルの有用性が証明された。

自由記述の分野

医用工学

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公開日: 2018-03-22  

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