研究課題/領域番号 |
15K15596
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
廣田 泰 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40598653)
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研究分担者 |
藤田 知子 東京大学, 医学部附属病院, 特別研究員 (60375441)
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研究協力者 |
原口 広史 東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
松本 玲央奈 東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
江頭 真宏 東京大学, 農学生命科学研究科, 大学院生
松尾 光徳 東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
平岡 毅大 東京大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 着床 / 低酸素 / HIF / マウスモデル / 子宮 / 子宮内膜 / HIF2α / 脱落膜化 |
研究成果の概要 |
子宮の低酸素誘導因子(HIF)の妊娠における役割は不明であったため、本研究では子宮特異的HIF欠損マウスモデルを用いて子宮のHIFの意義を調べた。子宮のHIF2a欠損マウスは不妊であり、子宮内膜への胚接着が認められるものの子宮内膜管腔における胚接着位置の子宮血管側への偏位が起こっていた。胚接着後に脱落膜化障害と胚発育停止が認められた。HIF2a欠損マウスへのプロゲステロン投与は脱落膜化障害は改善されたものの、胚発育停止は依然認められ産仔は得られなかった。子宮のHIFが胚接着位置の決定、脱落膜化、着床後の胚発育に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
産婦人科学
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