研究課題/領域番号 |
15K15629
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大野 京子 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30262174)
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研究分担者 |
相原 一 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (80222462)
吉田 武史 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (30451941)
諸星 計 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (60598415)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 眼発生 / 再生医学 |
研究成果の概要 |
篩状板再生のための移植細胞として、ヒト由来の線維芽細胞(Fb)を培養し、ラットの球後の視神経に沿って注入を行った。注入直後から当日に死亡するラットが多く見られ、病理組織的に注入細胞のくも膜下腔迷入による血栓が考えられた。そこで、視神経鞘から離れた位置で眼球後方に注入を試みたところ、個体死亡を回避することができた。移植1週間後では、ヒト線維芽細胞が視神経周囲の強膜に沿って生着し、ヒト特異的コラーゲンの免疫染色により同部位でコラーゲンを産生していた。2週間後には移植細胞は消失していたが、産生されたコラーゲンは残存しており視神経周囲強膜の肥厚がみられた。しかし視神経方向への細胞遊走はみられなかった。
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自由記述の分野 |
眼科学
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