がん化学療法看護認定看護師28名を対象にシミュレーターに対するPICC挿入を録画し調査した。実施手順のうち「エコーを用いて血管径、血管走行、動静脈の位置関係を確認する」が実施できた割合は0.0%であった。逐語録から「エコー画像の理解および適切なエコープローブ(以下プローブ)操作が困難」など課題が抽出された。アンケート調査の結果「プローブの操作」に関する3項目が「難しい」と答えた割合の上位3位を占めた。 提案する技術教育プログラムはデモンストレーションを含むレクチャー、シミュレーターへのPICC挿入の実践および録画による課題抽出、熟達者による教育的介入、臨床実践、実践録画による評価から構成される。
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