研究課題/領域番号 |
15K15856
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 |
研究代表者 |
菊地 圭子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (00444927)
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研究協力者 |
豊田 茉莉 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (00582933)
半田 直子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 講師 (00404864)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 1人称視点 / 母乳育児 |
研究成果の概要 |
本研究ではウェアラブルカメラを用いて母親の1人称視点による直接授乳場面を撮影し、手本教材となる動画を作成した。この動画は、①母親の手元の動きが見えやすく、自分が実施するような感覚で直接授乳に必要な動きをイメージできる、 ②吸着前後に新生児が示す行動を観察しやすい、という2つの利点があり、教材として活用できることを確認した。今後より効果的な内容となるための課題として、①文字および口頭による効果的な解説を加える、②様々な授乳姿勢による手本教材のバリエーションを増やす、の2点が挙げられる。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により作成した1人称視点による直接授乳場面の動画は妊娠期からの直接授乳に向けた学習に有用であると考える。本研究で作成した1人称視点による手本教材はそれそのものを視聴することに留まらず、例えば人形を用いて抱き方や乳房の含ませ方を練習することと一緒に活用することによって、より直接授乳に伴う運動イメージを育むことを可能にすると考える。これにより、出産直後に行なわれる直接授乳が円滑になり、母親の直接授乳手技の早期習得を促進することが期待できる。
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