本研究は、ライフスタイルを考慮した運動パターンを4群に分け、(運動(Ex)群,運動→非運動(ExS群)、3日置き運動(ExA)群、非運動→運動(SEx)群)、非運動群(Se)と比較し、腸内細菌叢の変化を探った。運動は自発運動とし、24週間飼育した結果、体重増加率、白色脂肪量はEx,ExA群で有意に低値を示し、赤筋重量はExA群とSEx群で有意な増加が認められた。更に腸内細菌叢の変化が認められた群はExA群とSEx群であった。これらのことより運動の負荷量が腸内細菌叢の変化に関わっている可能性が示唆された。今後、どの運動パターンがより腸内細菌叢を介した健康に影響するか探っていく。
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