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空間情報処理を担う、視覚系背側経路の後部頭頂連合野が視覚情報とヒゲからの体性感覚情報の空間的な食い違いに対して反応することを発見した。また、この空間情報の食い違いに反応するためには視覚入力とヒゲ入力の両方を正しく経験することが必要であることも分かった。視覚とヒゲの感覚入力の食い違いを検出する後部頭頂連合野の機能は、神経系に特異的な細胞接着因子であるプロトカドヘリンのクラスター数を減少させると阻害されることから、プロトカドヘリンの分子多様性に依存する神経回路が感覚連合の背景に存在することが示唆された。
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