研究課題
若手研究(B)
本研究では、単一文化主義の証明という視点からではなく、ナショナル・アイデンティティとグループ・アイデンティティの交錯、ここから現代的課題である多文化主義の指標を明らかにするため、学事資料・歴史公文書の調査・分析を通じて、戦時下における大正大学の(1)皇道仏教研究所(1938-45)、(2)東亜学(1942-46)、(3)伝道学(1933-44)、総力戦体制下における(4)官民の学術研究助成(仏教学関連)、(5)仏教青年会(大学関連)の実態解明をおこなった。
近代仏教史