研究課題
若手研究(B)
溶媒中に存在する微粒子の運動、例えば水の上に浮かぶナノ粒子の運動、を制御することはナノテクノロジーの観点から重要である。しかしながら、溶媒中の微粒子は、それぞれの粒子間の相互作用や水分子との衝突により複雑に運動するので、その運動を完全に制御することは大変難しい。本研究ではそのような微粒子の複雑な運動の一因である熱揺らぎを制御する理論を構築した。そしてその理論を分子動力学でモデル化された粒子に適用し、揺らぎを制御することに成功した。
応用数学