• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

分子雲衝突による大質量星形成の観測的理解

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K17607
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 天文学
研究機関国立天文台 (2016-2017)
名古屋大学 (2015)

研究代表者

鳥居 和史  国立天文台, 野辺山宇宙電波観測所, 特任助教 (20444383)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード星形成 / 電波天文 / 分子雲 / 分子雲衝突 / 大質量星
研究成果の概要

本研究は、銀河面の様々な大質量星形成領域の母体分子雲を観測・探査し、大質量星の起源に迫ることを目的とした。特に近年理論的に整備が進みつつある分子雲衝突に着目した。
まず、数値シミュレーションと観測を相互比較することで、2つの異なる速度を持つ2個の分子雲に見られる「相補的な空間分布」および「中間速度成分」の2つが分子雲衝突を観測的に診断する上で非常に強力であることを突き止めた。次に、様々な大質量星形成領域にこの手法を適用し、最終的に40領域を超える天体で分子雲衝突による大質量星形成の証拠を掴んだ。本研究により、分子雲衝突が銀河の大質量星形成の主要なモードのひとつを担うことが明らかとなった。

自由記述の分野

星間物理学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi