研究課題
若手研究(B)
本研究から、我々が開発した現状のCTA大口径望遠鏡用分割鏡の2.7mm厚のソーダガラスを2.0mm厚の化学強化ガラス『Dragontrail X』に置き換えることで更なる軽量化が可能であろうとの結論を得ることができた。また最終形状の分割鏡に対し、-20℃から40℃の温度変化反復試験(計65サイクル)を実施して耐候性を確認し、鏡面精度測定として点光源を用いた『2f法』の測定環境を整備した。この2f 法は、現在大量生産中のCTA大口径望遠鏡用分割鏡の品質管理測定の標準方法として用いられている。
高エネルギー宇宙物理学