カーボンナノドットをクエン酸とエチレンジアミンにマイクロ波を照射して作製した。このカーボンナノドットの電気化学特性、電気化学発光特性、並びに光物性を明らかにした。 さらに、カーボンナノドットを、抗原である3-phenoxybenzoic acid (除草剤の土壌代謝物)に化学的に修飾し、これを認識する抗体をPDMSマイクロチップ上に固定化し、フローイムノアッセイを行い、抗原が定量できることを示した。この時、検出に電気化学発光法、蛍光法、電気化学法を検討したが、蛍光法が最も高感度であり、100 ppm程度の定量が可能であった。
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